タノモクブログ〜おかえり〜

「おかえり」という言葉には世界中の人を幸せにする力があると信じています。 このブログはおかえりと言いたくなるような幸せのエッセンスを書いていきます。

みんな普通の幸せがほしい-Life Commit-

「みんな普通の幸せがほしいだけ」
 
先日、人生を本音で語る会「Life Commit」というイベントを開催しました。
台風13号直撃という中、人生に本気で向き合っている方々とお話ししてきました。
表題は参加者の方から言われたら印象深い一言です。
 
やりたいことが明確にある、人生に全力コミットしているなんて人そうそういません。
だからこそ向き合おうと本気になっている人はたくさんいます。
向き合おうとすると結局のところみんな普通の幸せになりたいんじゃないかな?と気付かされました。
 

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登壇した4人のドヤ顔。

普通の幸せって何?

幸せは人それぞれで
家族を持ったりお金持ちになったり大きなことを成し遂げたり毎日遊んでくらしたり家で引きこもったり。
どれも素敵なことだし間違なく本人が幸せと感じること。
 
そもそもどこからこれが幸せ!っていう影響を受けたのかなって考えると親の影響やテレビの影響が多いようです。
テレビに出てくるようなキラキラした暮らしやそこまでいかなくても親と同じくらいの暮らしはしたいですよね。
いわゆる親世代の一般的な暮らしってどんなもの?っていう話題でよく出てくるのがこのアニメ。
そう、クレヨンしんちゃんです。
 

深刻な野原ひろし問題

クレヨンしんちゃんは1990年頃から始まったアニメで当時の一般的な家庭のちょっと下くらいの家庭を描いています。
しんちゃんのお父さんである野原ひろしは冴えないサラリーマンの代表格!
「野原家」のスペックをざっと見てみると
  • 年収650万
  • 4人家族+犬
  • 春日部に一軒家
  • 車持ち
 
今の時代からみると会社員でこのスペックであれば幸せな生活のように見えます。
家族に囲まれて一軒家で幸せな家庭を築いている。
これでも昔でいうと幸せの一歩手前くらいを描いているのだから驚き。
昔はこのくらいが当たり前だったけど、今はこれすら当たり前じゃない。
ここに昔と今で大きなギャップがありますよね。

f:id:tanomoku:20180814002131j:plain真剣に過去とのギャップに向き合いました。

 

現実と理想のギャップ

何人かの女性にどんな生活が理想か聞くと
野原家くらいの生活もしくは自分の親がしていた生活を望んでいる方が多いように感じています。
しかし実情は野原家のように上手くはいきません。
 
生涯年収は全体的に下がる一方、子供や生活にかかる費用は物価上昇でどんどん上がっています。
もらえるものは小さくなって、出ていくものは大きくなる時代。
それを肌で感じている人が現代の自分と思い描いていた「普通の幸せ」のギャップに苦しんでいるように感じました。
 
普通の幸せを描くことは素敵なことです。
理想のライフスタイルは追い求めてほしいと願っています。
だからこそまずは今の現状を知って理想の幸せを知り、次のアクションにつなげてほしいと思います。
 

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Life Commitにご参加ありがとうございました!