タノモクブログ〜おかえり〜

「おかえり」という言葉には世界中の人を幸せにする力があると信じています。 このブログはおかえりと言いたくなるような幸せのエッセンスを書いていきます。

女装をしたら女の子の気持ちがわかった

「今年は女装したいんだよね」
 
そんな事言ったのはイベント二ヶ月前の話。
渋谷の居酒屋での出来事だ。
 
イベントであった同い年の女性と飲んでいた。
妙に趣味が合いお互いの今後やりたい事を楽しく話し合っていた。
シェアハウスの事やバーニングジャパンなどあまり合いそうにない事がやけに一致にポロっと女装について喋った。
 
そしたらその女性がやりたいからやろうと言ってくれ気付いたらイベントページが作られていた。

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これ後に引けないやーつ。
後のフェスティバル。
 
 
というわけでこんばんは。
タノモクです。
今まで念願だった女装をしてきました。
女装前はこんな感じ。

f:id:tanomoku:20180711230519j:plain髪の毛ボサボサやん

そもそもなぜ女装がしたかったのか

思い返せば中学生の頃、男子校に通っていた兄から「タノモクが女の子だったらなー」なんて言われたのを今でも覚えています。
兄は飢えていたんでしょうか笑
よくわかりませんが女の子だと思われたという感覚だけ残っています。
 
そして高校生の頃ビジュアル系にハマります。中学の頃、友達の影響と従兄弟がコスプレをしていたので自然と興味を持ち聞くようになりました。
ビジュアル系は当時全盛期でX JAPANGLAYDir en greyジャンヌダルクなどがリードしていました。
そんな頃にたまたまバンドに誘われて音楽をやるようになり演奏する曲はロック系。もちろんその中にビジュアル系も含まれていました。憧れのバンドの曲をやる事に高揚感とワクワクが止まりません。
ある時ライブに出る事が決まりました。
どうせ出るならビジュアル系の格好がしたいと思っていたのですがタノモクからは言い出せませんでした。
端的な理由としては仲間から変な奴と思われたらどうしようと思っていたから。心に強い制限があってずっと言えず、バンドを脱退しても言えず仕舞いでした。
中学の頃の自分から変わりたいと思いながら変えられていない自分がいました。

tanomoku.hatenablog.com( 詳しいお話は自己紹介を参照ください)

 

心の中に変身願望を閉じ込めそのまま社会人となりました。
 

やりたい事はスポンジのように

f:id:tanomoku:20180711234144j:plainそして独立してある程度自由になった時に気付いたんです。

今までやりたかったのにやってなかった事がたくさんあることに。
心の声を聞いてみるとスポンジのように乾いた欲望がたくさんあります。
だからこそ今までやりたかった事をやって行こうと決め好きなことをすることにしたんです。中でも乾いていたスポンジが女装でした。
だからこのスポンジに水をあげることにしたんです。
今年は絶対に女装をやると決めていたので人前で言うようにしていたらひょんな事から実現しました。
やりたいことを叶えるなんて簡単だよね。
 

女装イベント〜スナック女装〜

そんなわけで女装イベント開催です。
ひとまずストッキングをかぶらされます。

f:id:tanomoku:20180711231441j:plain(未使用らしい)

 

そしていきなり派手目のウィッグ。

f:id:tanomoku:20180711232057j:plain こんな派手なのある?

 

そして前日友達に作ってもらったネイルチップ。

f:id:tanomoku:20180711232344j:plain ムダに手が綺麗。

 

そしたらもう完成ですよ。

f:id:tanomoku:20180711232513j:plainほろよいのCM来ちゃう。(来ない)

 

このあと眉毛も剃るっていう。

f:id:tanomoku:20180711232611j:plainネイルが映える小顔ポーズ。

 

f:id:tanomoku:20180711232730j:plain心は乙女気分。

 

女装イベントをやってみてわかったこと

1.変わるって楽しい

化粧をすることで女性っぽくなることができました。
今までの自分から大きく変われるって単純に面白い。
お化粧する事で生活のスイッチが入る気持ちがわかりました。
化粧の力ってすごいね。
 

2.女装願望ではなくて変身願望

f:id:tanomoku:20180711235240j:plainやる前は女装にハマったらどうしようとか思っていましたがそこまではなかったような。
あとやって思ったのは女装に興味があったというより化粧にあったんだなと。
女の子になりたい気持ちよりビジュアル系的な変身願望の憧れの方が強かったみたいです。

 

3.輪の中心になるのが苦手

今回は自分を中心に囲んで頂けるありがたいイベント。
女装は楽しめたんですが改めて大勢の輪の中心にいるのは苦手なようです。
どちらかと言えば大勢の中でみんなが楽しんでもらえるように段取りを組んだり、裏方をやってみんなが楽しんでもらえるようにする方が好きで、タノモク主催のイベントはいつも参加者が中心。
今回初めて自分中心のイベントをやって改めて目立ちたいタイプではないなと感じました。
 

4.女の子ってすごい

今回お化粧にトータル30分くらいしました。
そして今回のために化粧水、乳液を毎日(しかもコットンで)をして女の子のような生活をしていました。
これを女の子は毎日してるって考えると感慨深い。
しかも化粧を安いクレンジングで落とすとなかなか落ちないか落ち過ぎて肌荒れするか。
美容や化粧を体験してみて時間もお金もメッチャかかる。
いやマジで。
 
男女平等で同じだけ仕事をして、女性はさらにお化粧の時間もある。
やらなければいいなんて言うかもしれないけど綺麗にしてる女性をみると嬉しいもんですよ。こちらからすれば感謝でしかありません。
 

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憧れでやった女装ですが新しい価値観や気付きが生まれてよい経験ができました。
特に女性に対してより尊敬の気持ちが生まれました。
それにしてもお化粧の世界は奥が深そうですね。
 
イベントにお越し頂いた皆様ありがとうございました。
そして企画してくれたじーまありがとう!
一緒に女装したい男性随時お待ちしております( ・∇・)ノ